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東宝の3~8月期、純利益55%増 「ドラえもん」がヒット

 東宝(9602)が14日発表した2014年3~8月期の連結決算は、純利益が前年同期比55%増の139億円だった。3~8月期として過去最高を更新した。自社で製作・配給するアニメ映画「STAND BY ME ドラえもん」のヒットが寄与した。米ディズニーの「アナと雪の女王」も大ヒットし、映画館運営などの興行事業も好調だった。

 売上高は9%増の1081億円だった。「ドラえもん」の興行収入は5日時点で77億円に達したほか、自社企画作品では「テルマエ・ロマエ2」も44億円を超えるヒットとなった。映画興行事業では、「アナ雪」のヒットで入場者数が増え、入場料収入を押し上げた。

 営業利益は27%増の187億円だった。映画館の増収効果に加え、映写室のデジタル化や受付の自動化などコスト削減も寄与した。

 15年2月期通期の連結純利益は前期比12%増の198億円と過去最高を見込む。7日に業績見通しを上方修正しており、通期の純利益予想に対する3~8月期の進捗率は70%だった。

 同社は共同製作する人気アニメ映画「妖怪ウォッチ」の上映を12月に予定している。前売り券は「思ってもみなかったような売れ方。非常に好調だ」