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サッカー日本代表ブラジルに惨敗 日本人選手だけでは限界かネイマールが初の1試合4発で日本を粉砕

<国際親善試合:日本0-4ブラジル>◇14日◇シンガポール国立競技場

 まるで大人と高校生がプレーしているようだった。あの悪いグラウンドでもブラジルはきれいなサッカーができ、設備だけ恵まれている日本は何もできなかった。こういう強い相手とアウェーの厳しい環境で試合をやると、本当の実力が分かるからいいよね。

 いつから日本は世界の一流サッカー国になったのだろう。ブンデスリーガの得点王も、セリエAで4ゴールを記録している選手も、代表では何もできない。武藤は若くてスピードはあるけどプレーのレパートリーはないし、柴崎も強い相手に圧力をかけられると良さを発揮できない。本当は世界との差は縮まってないし、むしろ広がっている。

 こういう現状を見て、協会はお金のかけどころを考えなければならない。監督を代えてどうなる問題でもない。W杯ブラジル大会では日本国籍を取得した元外国人選手が1人もいなかった。これこそ協会が「日本は世界レベル」と傲慢(ごうまん)になっている証拠だ。

 お金をかけて国籍を取得させることは世界のどこでもやっている。日本だってラモスや三都主闘莉王を加えてきた。もう日本人だけで大丈夫? それが勘違い。確かに興行は大事だ。ベネズエラやジャマイカとやって武藤をスターに仕立て、お金をもうけるのは大事だ。だが、そのお金をどう使うか。短期的にチームを強くしたければ、外国人に国籍を取得させることをなぜ考えないのか不思議だ。

 

 

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日本代表は14日、シンガポールのナショナルスタジアムでブラジル代表と対戦し、0-4で敗れた。FWネイマール国際Aマッチで初の1試合4ゴールをマーク。アギーレジャパン初の海外での強化試合はブラジルのエースの独壇場となり、4失点の完敗を喫した。ネイマールはこれで日本戦は3戦7発。日本はブラジル相手に12戦未勝利(3分9敗)となった。

 日本は10日のジャマイカ戦(1-0)から先発6人を変更。FW小林悠、MF森岡亮太、MF田口泰士国際Aマッチ初先発となり、GK川島永嗣が2試合ぶり、MF田中順也は3試合ぶりの先発となった。DF太田宏介は10年1月6日に行われたアジア杯予選・イエメン戦以来の先発。中盤は田口をアンカーに、柴崎と森岡がインサイドハーフに入り、3トップは右から小林、FW岡崎慎司、田中と並んだ。

 ブラジルは1.5列目の位置で先発したネイマールが自由に動いて攻撃の起点となる。前半3分には自陣からドリブルで駆け上がるが、荒れたピッチの影響でボールが弾み、コントロールミス。それでも果敢に仕掛けるネイマールは前半16分、DF酒井高徳、柴崎の2人と対峙しながらもドリブルで切れ込み、柴崎のファウルを誘ってFKを獲得した。

 ゴール前やや左の絶好の位置からのFK。ネイマールが直接狙ったキックに川島は一歩も動けなかったが、クロスバーを直撃する。それでも直後の前半18分、FWジエゴ・タルデッリがMFウィリアンとのワンツーからゴール前に走り込むネイマールにスルーパスネイマールは川島もかわして無人のゴールに右足で流し込み、先制点を奪った。

 ネイマールは前半21分にもDF塩谷司との1対1から縦に仕掛け、PA内左の角度のない位置から左足を振り抜く。これはゴール右に外れたが、日本は防戦一方の展開が続いた。前半24分、太田の左クロスからこぼれ球をPA内の小林が左足ボレー。これが日本のファーストシュートとなったが、クロスバーの上を越えた。

 先制したことでブラジルはゆっくりとボールを回しながら攻撃を組み立てる。日本の選手は振り回されながらも、最後のところは球際で体を張って対抗。追加点は許さない。前半35分には右サイドで攻守に奮闘する酒井がオーバーラップからアーリークロス。岡崎がダイビングヘッドで合わせたが、ゴール左に外れた。前半アディショナルタイム、柴崎の右CKがファーサイドに流れたボールを田中が左足でシュート。こぼれ球を塩谷が右足で狙ったが、ミートせず、前半は0-1で折り返した。

 日本は後半開始から森岡に代えてFW本田圭佑を投入。本田は左ウイングに入り、田中が左インサイドハーフにポジションを下げた。ブラジルもハーフタイムに3選手を交代。DFダニーロ、ウィリアン、MFオスカルが下がり、DFマリオ・フェルナンデス、MFエベルトン・リベイロ、MFコウチーニョが入った。

 立ち上がりにミスから2失点目を喫した。後半3分、横パスを受けた柴崎のトラップが大きくなり、コウチーニョがカット。素早く前線に長いスルーパスを通し、ネイマールが川島との1対1から難なく右足で流し込んだ。2点ビハインドとなった日本は後半7分、小林に代えてFW武藤嘉紀を投入。武藤は左ウイングに入り、本田が右に回った。

 ブラジルは後半9分、ネイマールの右CKからファーサイドにこぼれたボールをDFミランダが右足でシュート。ここは川島が好セーブを見せ、ゴールを守る。日本も同10分、柴崎のパスから田中が浮き球をゴール前に送り、岡崎がPA内右から右足でシュート。角度はあまりなかったが、果敢にゴールを狙い、惜しくも右ポストを直撃した。

 まずは1点を返したい日本だが、その後もカウンターから立て続けに決定的なピンチを招く。ブラジルは後半14分、リベイロのパスを受けたネイマールがシュートを狙うが、外側のサイドネット。同17分にはネイマールのスルーパスからフリーのコウチーニョが狙い澄まして右足でシュートを打ったが、わずかにゴール右へ外れた。

 ブラジルは後半20分、タルデッリに代えてFWロビーニョを投入。守勢が続いていた日本も後半23分、左サイドで粘った武藤がドリブルで縦に仕掛け、DFジウをかわす。深くえぐってグラウンダーのクロスを入れると、ゴール前に本田が飛び込んだが、目前でDFにクリアされた。

 日本は後半25分、田中に代えてMF細貝萌を投入し、3枚目のカードを切る。細貝はアンカーに入り、田口が左インサイドハーフにポジションを上げた。ブラジルは後半28分にMFルイス・グスタボに代わってMFソウザ、同31分にはMFエリアスに代わってMFカカが入る。

 直後の後半32分、ネイマールの右クロスからカカがヘディングシュート。これはクロスバーに救われたが、こぼれ球を拾ったコウチーニョミドルシュートを川島が弾いたところにネイマールが詰め、ハットトリックを達成した。

 日本は後半33分、岡崎に代わってFW柿谷曜一朗が入るが、ブラジルの勢いを止められない。後半36分、カカの左クロスをファーサイドでフリーになったネイマールがヘディングでゴールネットを揺らした。国際Aマッチでのハットトリックは3度目のネイマールだが、1試合4ゴールは初めて。エースのゴールショーで4-0と大量リードを奪った。

 日本は後半39分、柴崎に代えてDF鈴木大輔を投入。鈴木はCBに入り、DF森重真人がアンカー、細貝がインサイドハーフにポジションを上げた。後半44分には太田の左クロスに柿谷がヘディングで合わせたが、GKジェフェルソンが好セーブ。最後まで1点を奪うことができず、0-4の零封負けで完敗を喫した。