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錦織圭 日本人初のツアーファイナル出場なるか 今年は大混戦

錦織の5位は変わりません。稼ぎどころの上海MSでは早期敗退が相次ぎベルディヒフェレールがそれぞれ180P稼いだのが最高となりました。アジアシーズンを終えても依然として大混戦が続いています。  この状況を受けてフェレールやマレーが相次いでワイルドカードを貰い今週ウィーンで行われる250大会に臨みますベルディヒも最終エントリーで来週錦織らが出場するバレンシアへの参戦が確定しており最終戦を争う選手達のデッドヒートは例年になく激しいものとなっています、さらにマレーはバレンシア参戦も検討中(記事作成当時のスケジュールには入っていませんが確定したとの一部報道もあります)。最早これは死闘と言ってもよいかもしれません。

 気になる入れ替わりポイントの一覧を見てみましょう。

 なお、チリッチは現在レースランキング6位ですがこの表にはいません。この記事で振り返ったようにチリッチにはGS優勝者の権利としての出場がほぼ決定しています。現在4位のバブリンカまで出場が決定しており、さらにチリッチを出場決定として考えると残り3枠、これを錦織ら6人で争っているのが現状です。

【錦織】  各選手の予想外の大量エントリーによって、アジアシーズンたっぷり稼いだ錦織の立場も安泰とは言えなくなっているかもしれません。フェレールとの差は550Pで彼が2大会連続優勝すればこの差はなくなります、マレーにしても同じです。しかし錦織自らバレンシアでの直接対決で各選手を自ら叩き落とし優勝すれば最終戦出場はほぼ確実になります。来週が最後の踏ん張り時です。  パリMSでもきちんとシードを守って180P稼げるとなおよいでしょう。最終戦次第では年末5位フィニッシュが現実のものとなりますし、ひょっとしたら4位という可能性も…?  

ベルディヒ  ベルディヒもアジアシーズンでは一気に400Pほど稼ぎました。上海MSではもっと稼げるチャンスがあっただけに本人としては残念でしょうが錦織につぐ2番手の位置を確保しています。しかし今週以降の大会では入れ替わりポイントが苦しいのが辛いところ。スポンサー絡みで選んだストックホルムではあまり無理をせずにバレンシアとパリMSに全力を尽くすのが最善かもしれません。

【ラオニッチ】  東京で決勝まで戦った疲れなのか体調を崩してしまい上海では初戦敗退でした。チリッチと共にモスクワで戦いますが果たして体調は回復しているでしょうか。フェレール、マレーとの差はわずかしかなくラオニッチにも結果が求められます。入れ替わりポイントが0という大きなアドバンテージを持っているだけにモスクワで優勝できれば最終戦出場に一歩前進となるでしょう。  

フェレール  2週連続初戦敗退を喫してしまったフェレールは一旦10位までレースランキングを落としてしまいました。しかし上海では立ち直り直接対決でマレーを下し9位に浮上、足踏みしたラオニッチとの差もわずかとしています。”鉄人”フェレールといえども今後さらに2週連続での参戦は厳しいものがあるかもしれませんが果たして踏みとどまれるでしょうか。  また、フェレールは昨年ストックホルムバレンシアで連続準優勝しています。フェレールと錦織の今後2週間の戦い次第では、錦織が通常の世界ランキングで5位に浮上する可能性もあります。

【マレー】  アジアシーズンで一気に500P増やすという怒涛の追い上げを見せているマレーですが、これで4週連続参戦です。フェレール戦での逆転負けはとてつもなく痛い敗戦でしたが後ろを振り向いている暇はありません。まだ20Pの「稼ぎ枠」が残っているマレーとしてはウィーンできっちり稼ぎフェレールとラオニッチに対して有利に立ちたいところでしょう。バレンシアへの緊急参戦も十分考えられる状況であり、その場合はフェレール同様の5週連続参戦でかつフェレールより遥かに多い試合数をこなすことになります。

【ディミトロフ】  一番厳しい立場です。追い上げる立場ながら北京ではジョコビッチとベスト8で当たってしまう不運なドローでポイントを稼げず、上海でも2回戦でベネトーに敗れてしまいで一気に他の選手に差をつけられてしまいました。昨年優勝しているストックホルムで再び好成績を残し、バーゼルとパリで奇跡の大逆転はなるでしょうか。